フジモリ元大統領、再収監へ ペルー、退院許可受け

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ペルーのフジモリ元大統領(AP=共同)

 【サンパウロ共同】在任中の人権侵害事件での禁錮刑に与えられた人道的恩赦を昨年10月に取り消された南米ペルーのフジモリ元大統領(80)に対し、入院先の首都リマ市内の病院が23日、退院許可を出した。同日中にリマ郊外の警察施設に再収監される見通し。地元メディアが伝えた。

 裁判所からの委託で診察した医師団が今月18日、刑務所で服役が可能との診断を示していた。フジモリ氏は恩赦取り消しの直後から体調を崩し、入院を続けていた。

 フジモリ氏は高齢や病気を理由に17年12月に政府から恩赦を与えられたが、事件の遺族らの申し立てを受け、最高裁が恩赦を取り消す決定をした。