手前で左ガードレール接触か バス転落、走行不安定に 

旅行会社「キースツアー」から押収物を運び出す長野県警の捜査員=16日午前7時31分、東京都渋谷区

 長野県軽井沢町の国道バイパスから大型バスが転落しスキー客ら14人が死亡した事故で、現場から約100メートル手前の道路左側のガードレールに付いていた傷は、バスの接触によってできた疑いがあることが16日、県警への取材などで分かった。

 転落直前、左右に大きく揺れたという乗客の証言とも状況が一致。県警はガードレールとの接触で走行が不安定になり、現場の左カーブでの転落につながった可能性があるとみて捜査する。

 県警は16日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで、ツアーを企画した東京都渋谷区の旅行会社「キースツアー」などの家宅捜索を始めた。


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