デング熱、外苑か外濠公園で感染 厚労省、近隣区公園調査 

東京都港区の有栖川宮記念公園内に設置された蚊の採集器=6日午後

 厚生労働省は6日、国内で主要な感染源とみられる代々木公園(東京都渋谷区)を最近訪れていない都内の60代男性がデング熱を発症、明治神宮外苑(新宿区、港区)か外濠公園(千代田区)で感染した可能性があると発表した。

 感染場所としてはこれまでに代々木公園のほか、新宿中央公園(新宿区)が判明。JR山手線の内側にまで拡大した。港区などは公園の利用者に蚊に刺されないよう注意を呼び掛けた。環境省は、これらの公園から近い新宿御苑を、蚊の捕獲調査を行うなどの目的で、7日から当分の間閉鎖することを決めた。


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