2消防士を懲戒免職 いすみの火災現場跡窃盗

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 夷隅郡市広域市町村圏事務組合大原消防署の第1小隊の消防士4人が、火災現場跡から消防車を使って石製テーブル天板を盗んだ問題で、同組合消防本部は地方公務員法に基づき隊長(55)と天板を自宅に持ち帰った消防司令(46)を懲戒免職処分にしたと発表した。このほかの2消防士と鈴木孝消防長、同署長ら計6人も減給や戒告処分とした。

 同本部によると、消防司令は「再利用できない物品だから大丈夫」といった身勝手な考えで上司と部下を巻き込んで天板を盗んだ。小隊長は監督する立場にあるにもかかわらず、窃盗行為と認識しながら度重なる依頼を受けて協力した。

 小隊の消防副士長(26)と消防士(21)は何も知らされないまま現場へ行ったといい、「不正と気付いたのであれば上司といえども進言すべきだった」などとして、減給10分の1(1カ月)となった。

 鈴木消防長は「深くおわび申し上げる。今後は再発防止に取り組み、信頼回復に努めたい」とのコメントを出した。