「爆破物を仕掛けた」 佐倉市に爆破予告メール 警戒も爆発、不審物なく 威力業務妨害容疑で捜査 佐倉署

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爆破予告メールが寄せられた佐倉市役所=21日午後2時半ごろ、同市海隣寺町
爆破予告メールが寄せられた佐倉市役所=21日午後2時半ごろ、同市海隣寺町

 佐倉市役所に庁舎の爆破を予告する内容のメールが送られていたことが21日、市や佐倉署への取材で分かった。爆破予告日の同日は、閉庁時間までに爆発はなく、捜索で爆発物などの不審物も見つからなかったが、庁舎内外は緊張に包まれた。市は今後も当面、巡視などは続ける方針。通報を受けた同署は威力業務妨害事件として捜査するとともに、警戒に当たっている。

 市や同署によると、18日午前8時10分ごろ、21日に市役所を爆破する旨のメールが届いているのを、出勤した職員が確認した。市ホームページから寄せられ「爆破物を仕掛けた。21日に血の海にする」などと予告されていたという。動機などは不明で、インターネットの掲示板で書かれた内容の写しが市に送られたとみられる。

 市は同署に通報するとともに、蕨和雄市長を本部長とする災害対策本部会議を開いて対応を協議。当面の間、庁舎内外の巡視をはじめ、来庁者の出入口を1カ所とすることや、出先機関も不審物への警戒に努めることを決めた。

 予告当日の21日は、市職員と同署員約50人が午前7時から合同で市役所周辺を再点検。車の下や植え込みの中、庁舎内のトイレなどに不審物がないか約1時間かけて捜索した。

 開庁時間も警戒に当たったが、爆発などはなく、同日夕までに不審物は見つからなかったという。市議会の定例会本会議は通常通り開催され、浦田啓充副市長から経緯の報告があった。

 関係者によると、爆破予告には直接触れていないものの、文面が“文字化け”したものなど関連すると思われる不審なファクスが100通以上、市に寄せられているという。市は「当面巡視していきたい」とし、警戒を強めている。

 市職員らによる巡視は、きょう22日以降も継続される方針。同署は、威力業務妨害事件として捜査している。