猫25匹置き去りに 市原の動物病院敷地内

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市原市内で置き去りにされ、一時預かりされる25匹の猫=28日午後、市原署
市原市内で置き去りにされ、一時預かりされる25匹の猫=28日午後、市原署

 市原市姉崎の市原・山口動物病院で27日午前7時ごろ、猫25匹が大小三つのケージに入れられた状態で置き去りにされているのを出勤した副院長男性(46)=同市=が見つけ、同院を通じて市原署に届け出た。同署は何者かが故意に捨てた可能性もあるとみて、詳しい状況を調べている。

 同署によると、ケージは茶とアイボリーのツートンカラーで布製。同院の倉庫の軒下に置かれ、置き手紙や飼い主を示す手掛かりはなかった。周囲に防犯カメラはなく、いつ置き去りにされたかも不明という。

 猫は子猫10匹、成猫15匹で虐待の形跡はなく、同署が動物愛護法に基づいて一時預かり。保健所などと対応を検討するとともに「飼い主が現れればありがたいが、それ以外でも何か知っていることがあれば」と広く情報提供を呼び掛けている。

 一方、同市で猫の殺処分減少に取り組む「国分寺台地区ネコの飼育ガイドライン推進協議会」の田原道生会長(76)は「業者か、多頭飼いの個人か、いずれにせよ命を捨てたのであれば“犯罪”」と訴え、「25匹の引き取り手が早く見つかれば」と期待した。

 猫に関する情報提供は同署、電話0436(41)0110。