定置網にアオザメ 鋸南町の保田漁港

定置網にかかったアオザメ=21日午前6時半ごろ、鋸南町吉浜の保田漁港(鋸南町保田漁協提供)
定置網にかかったアオザメ=21日午前6時半ごろ、鋸南町吉浜の保田漁港(鋸南町保田漁協提供)

 21日午前5時半ごろ、鋸南町吉浜の保田漁港沖の定置網に体長約2・5メートルのアオザメがかかっているのを、網を引き上げた鋸南町保田漁協の職員が発見し同町に通報した。アオザメはその場で殺処分した。同町と周辺市は、海水浴場などでの遊泳者に注意を呼び掛けた。

 定置網は沖合約2キロの地点に設置され、同漁協職員が毎朝引き上げている。作業を始めたところ網の中で泳ぐアオザメを発見した。

 同漁協は町に通報し、出漁した漁師へも注意喚起。同町の5海水浴場は開設期間外だが、付近で遊ぶ海水浴客へ職員らが注意を呼び掛けた。富津、館山両市は、海水浴場に旗を立てるなどして周知を図った。

 同漁協によると、体長1メートルほどの小さなものは年数回、網にかかるが、これほど大きなものは珍しいという。鴨川シーワールド(鴨川市)によると、アオザメはネズミザメ科。人に危害を加えることもあるという。魚類展示課の大澤彰久課長(43)は「歯が鋭く、接触するだけでけがをするので、注意は必要」と話す。

 県内では今月に入り、一宮町や銚子市、旭市など外房の海でサメの目撃証言が相次いでいた。


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