重い知的障害の息子殺害事件 78歳父が起訴内容認める 長期入所施設見つからず 千葉地裁で初公判

千葉地裁
千葉地裁

 千葉県長生村で昨年7月、重い知的障害がある次男=当時(44)=の首を絞めて殺害したとして、殺人の罪に問われた同居の父親で無職、平之内俊夫被告(78)の裁判員裁判初公判が17日、千葉地裁(浅香竜太裁判長)であった。被告は「間違っているところはありません」と起訴内容を認めた。弁護側も事実関係は争わず、量刑が焦点となる。

 検察側の冒頭陳述によると、被告は妻と、ともに知的障害・身体障害がある長男と次男の4人で神奈川県で暮らしていた。次男は、必要な支援の度合いを表す障害支援区分が最も高く、三つの支援施設の短期入所を利用しつつ、被告が妻と介護を続けてきた。

 2020年夏ごろ、新型コロナウイルスの感染対策で、支援施設に次男を預けられる日数が減少。同県内で長期の受け入れが可能な施設を探したが見つからず、周りに迷惑をかけずに次男の面倒を見られる環境を求め、昨年5月ごろ、千葉県の長生村へ転居した。

 事件当日は、暴れた上に裸で外に ・・・

【残り 436文字】



  • Xでポストする
  • LINEで送る