27日15年ぶり花火大会 8800発打ち上げ 印西市制20周年祝う

 印西市の市制施行20周年を記念して「印西花火大会」(市主催)が27日、市内の利根川河川敷で開かれる。同大会が行われるのは15年ぶり。市内過去最多の8800発の花火を打ち上げる。

 ステージショーやフリーマーケットが行われる「印西ふるさとまつり」(会場・木下交流の杜広場)の関連行事として開催。同花火大会は、厳しい経済情勢を背景に2001年を最後に休止していた。今年は市制20周年の節目を祝うため、市ふるさとづくり運営基金から事業費4千万円を拠出。民間からも寄付を募り、実現にこぎ着けた。

 花火は全23プログラムで、スターマインを中心に打ち上げる。フィナーレは、川に向かって打ち込む水中花火と空に打ち上げるスターマインの計2千発を2分間で連発させ、視界いっぱいを美しい大輪で包む。

 市経済政策課によると、動員数の見込みは約6万人。担当者は「市外から人を呼ぶというよりも、市民の皆さんに楽しんでもらうのが狙い」と話し、市民の来場を呼び掛けている。

 時間は午後7時半~8時半。会場はJR木下駅から徒歩20分。荒天中止。問い合わせは市経済政策課、電話0476(42)5111。


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