学園祭で追悼ライブ 丸山夏鈴さんしのぶ がんと闘いながらアイドル活動 明るく楽しいステージに 2日から、江戸川大学

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「素顔の夏鈴を知ってほしい」とライブ・展示会の準備を進める西条准教授(後列右)とゼミ生ら=流山市の江戸川大学
「素顔の夏鈴を知ってほしい」とライブ・展示会の準備を進める西条准教授(後列右)とゼミ生ら=流山市の江戸川大学

 7回の脳腫瘍手術や肺がんと闘いながらアイドル活動を続け、今年5月に他界した丸山夏鈴さん(享年21)をしのぶ展示とライブが江戸川大学(流山市)の「駒木祭」で2、3日に開かれる。入場無料。

 夏鈴さんが在籍した同大学マスコミュニケーション学科、西条昇ゼミの学生が企画。「明るい夏鈴ちゃんらしい、楽しいライブにしたい」と意気込む。

 展示は両日で、アイドルとしての写真のほか、学生らが持ち寄った夏鈴さんの学生生活の写真や思い出の品々が並ぶ。

 ライブは3日午前10時15分から、夏鈴さんと親交のあったシンガー・ソングライターのmikichu*さんをゲストに迎え、同大学のアイドル同好会SADJDのメンバーが夏鈴さんの歌やダンスを披露する。

 4年間の思い出を共有する同期の4年生を中心に準備が進む。

 秋元由樹さんは夏鈴さんが亡くなる3日前までやりとりをしたメッセージを見せてくれた。

 「また入院しちゃった。学校辞めるかもしれない」。「せっかく頑張ったから辞めたくない」と思いを吐露する夏鈴さんに「単位足りない分は一緒に授業出てサポートする」と支えようとする秋元さん。「由樹が友達で良かった」との返事が夏鈴さんの最後のメッセージになった。

 夏鈴さんの好きなポケットモンスターの映画に一緒に行くなど交流した白石さつきさんは「7回目の手術の時に初めて涙を見せたけど、いつも明るく前向き。3年の夏に海へ行った時はファン向けの写真を撮ったり元気で、プロとしての意識も高かった」と夏鈴さんの笑顔を回顧。青木里香さんも「(闘病は)相当つらかったと思う。けど苦しいとか絶対に言わなかった」と強さを思い出す。

 後藤瑞希さんは「普段見せていた、私たちの知っている素顔の夏鈴を知ってほしい」と来場を呼びかける。司会を務める長山竜一郎さんは「しんみりしたくない。天国の夏鈴のために、笑って送り出せるようなステージにしたい」とライブを盛り上げるつもりだ。