ひな1羽が巣立ち コウノトリ、放鳥に弾み 野田市

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巣立ちし、ケージの中を歩くひな(右)=23日、野田市三ツ堀の飼育施設(同市提供)
巣立ちし、ケージの中を歩くひな(右)=23日、野田市三ツ堀の飼育施設(同市提供)

 野田市は23日、同市三ツ堀で飼育している国の特別天然記念物コウノトリのひな1羽が巣立ったと発表した。ひなの巣立ちは今年初めてで、3年連続。今年誕生した計3羽のひなを7月以降に試験放鳥する計画で、文化庁に許可申請の提出も行った。

 市みどりと水のまちづくり課によると同日午前10時50分ごろ、同市三ツ堀にある飼育施設「こうのとりの里」で、今年3月にふ化したひな1羽が巣から降りているところを飼育員が確認した。一緒にふ化した2羽も巣の中で元気に羽ばたいており、巣立ちが近そうだという。

 ひな3羽の性別は検査中。市は国の許可が得られればひな3羽が巣立ちした後、放鳥したい考え。同課は「今年も無事に巣立ちし、試験放鳥など自然再生の取り組みに弾みが付いた」と話す。

 同施設では現在、ひなと親鳥を一般公開しており、巣立ったひなの様子を観察棟内からガラス越しに見られる。公開時間は午前10時~正午、午後1~3時。月曜(祝日の場合は翌日)休館。