署長「こんなケース初めて」 1年で4回詐欺防ぐ 鴨川のセブンイレブンオーナーに記念時計

鴨川署の山口健司署長(左)から贈呈された時計を見せる山口幸一さん(左から2人目)=鴨川市
鴨川署の山口健司署長(左)から贈呈された時計を見せる山口幸一さん(左から2人目)=鴨川市

 鴨川署は、電話de詐欺被害を1年間に4回防いだとして、鴨川市内のセブン-イレブン安房鴨川駅前店と同鴨川大里店を経営する山口幸一さん(43)に功労団体として記念品の時計を贈った。

 両店は2025年、高齢者による電子マネーカードの購入希望といった詐欺被害が疑われる来店客に対して積極的な声かけを行い、警察に通報するなどしてそれぞれ2回ずつ被害を未然に防止した。同署によると、4回で防いだ合計額は15万3000円(25年11月末現在)。

 山口さんは「地域で商売をしているので、地域の人が被害に遭うのは嫌だ」と詐欺防止に向けて従業員を指導してきた。贈呈された時計には詐欺被害を防いだ店である旨の表記もあり「店内の見える場所に設置し、今後も防犯活動を続けたい」と意識を新たにした。

 山口健司署長は「1年で4回も詐欺を阻止したケースは私も初めて。今後も水際での協力をしていただきたい」とたたえた。

(島津太彦)


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