【速報】けん引車から出火 旅客機接続準備中 けが人や機体影響なし、成田空港

写真はイメージ
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 14日午前10時半ごろ、成田市の成田空港の駐機場で「トーイングトラクター(けん引車)から煙が出ている」と119番通報があった。成田市消防本部や航空会社などによると、旅客機のけん引作業に向けて準備していた車両から出火した。当時、旅客機に乗客はおらず、けが人はいなかった。機体への影響はなかったとみられ、滑走路閉鎖など空港運用への支障もなかった。

 同社などによると、出火したけん引車は、出発前の旅客機を駐機スポットにけん引するため、接続しようとした際にエンジンルームから煙が出たとみられる。成田国際空港会社(NAA)の消防が放水し、通報から約40分後に鎮火を確認した。同市消防本部からは消防車と救急車の計7台が出動し、現場確認を行った。

 同社などによると、旅客機に火が移るなどの影響はなく、出発を遅らせる対応を行った。同社が、けん引車が出火した詳しい原因を調べる。


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