メインコンテンツに移動

言葉の力を信じますか? 文学の責任・考(6) 【鳥光宏の旅と文学】(31)

2025/12/13 5:00 (4/16 23:14更新)
有料記事

 私は、花の町「カーメル」を後にして、この旅の最終目的地「モントレー」へと向かった。モントレーは「カリフォルニア文化の発祥の地」とも言われ、歴史ある港町だ。その歴史を作り上げてきた中で、私はスタインベックの功績に感銘を受けたのだった。そして、その思いが高じて、とうとうここまでやってきてしまったというわけだ。

 さて、町の中心になるのはフィッシャーマンズワーフなのだが、どことなくサンフランシスコのミニ版みたいな雰囲気だ。そうそう、サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフでは、「アルカトラス島への上陸ツアーは、全て満席です」と冷たく突き放されてしまい...

この記事は 有料記事です

残り1026文字(全文1302文字)