増成栗人選 【日報俳壇】

竹百幹風の涼しき日なりけり 君津 泉水勝
 【評】大きな竹林をゆく作者、そこを通り過ぎる青き風の囁き。他は物音一つなき篁の静けさなのだ。「竹百幹」とどっしりとした表現を軸とし、やわらかく己が詩情を風に托す作者。己が半生の憧憬を振り返るように打ち出さ ・・・

【残り 1107文字】



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