ちばの選挙

現新が一騎打ち 子育てや高齢者支援訴え 我孫子市長選告示

 任期満了に伴う我孫子市長選は11日告示され、いずれも無所属で、新人の元同市議、海津にいな氏(61)と、3選を目指す現職の星野順一郎氏(57)=自民、公明推薦=が立候補を届け出て、1週間の選挙戦をスタートさせた。2氏はそれぞれ子育て支援や高齢者支援策などを公約に掲げて主張を展開。

 海津候補は「東日本大震災による放射能、液状化の被災地の布佐から第一声を挙げさせていただく」とJR布佐駅前で街頭演説をスタート。支援者らが駆け付ける中、市内にある手賀沼のポテンシャルの高さを強調し「水の館・親水広場の活用や野外ステージによる市民会館の再建、世界文化遺産登録の可能性調査など観光による街づくりで交流人口の増加につなげたい」と訴えた。

 星野候補はJR我孫子駅近くの広場で出陣式を行った。国会議員や市議、近隣市長らが応援に駆け付けた。星野氏は行財政改革や震災による被災地区の復興など、2期8年間で取り組んだ事業を挙げ「まだ必要なことはある。次の4年で課題を解決していきたい」と強調。子育て施策や高齢者支援を挙げ「国や県、近隣自治体と協力し、住みやすいと言ってもらえる街づくりを進める」と訴えた。

 18日午前7時から午後8時、我孫子市根戸近隣センターなど市内36カ所で投票が行われる。同日午後9時から、市民体育館で開票作業が行われる予定。

 10日現在の有権者数は10万9489人(男5万3491人、女5万5998人)。2011年1月の前回選挙の投票率は45・60%だった。

◆我孫子市長選立候補者(上から届け出順)

海津にいな(61)無新

 環境製品開発・販売会社監査役、NGO団体「我孫子カルチャーandトーク」代表我孫子市議、野村総合研究所社員、ヘイム外語学院勤務。立教大学大学院修士課程修了。つくし野1。

 ◇公約 手賀沼や周辺施設を活用した観光施策と街づくり▽野外音楽ステージの設置▽情報公開の徹底と市民の意見反映▽医療、介護のセーフティーネット充実▽待機児童ゼロの維持と子育て支援の拡充▽エコツーリズムによる交流人口増加▽防災に強い街づくり

星野順一郎(57)無現(2)自民、公明推薦

 成田線活性化推進協議会会長、北千葉広域水道企業団運営協議会会長元市歯科医師会会長、歯科医院長、我孫子青年会議所理事長、健康都市連合日本支部長。日本大学松戸歯学部卒。青山。

 ◇公約 住みやすい環境形成と定住化促進▽常磐線、成田線、バスなどの利便性向上▽全小中学校にエアコン設置▽待機児童ゼロの維持▽特別養護老人ホームの整備など高齢者への支援強化▽放射能対策と布佐東部地区の復興▽人件費削減などスリムな行財政運営


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