房総通リズム春の観光特集2024

ちばの選挙

「市政継承」訴え結実 佐渡氏が初当選 四街道市長選

 28日に投開票が行われた四街道市長選は、無所属新人、元県議で会社役員の佐渡斉氏(56)が、いずれも無所属新人で、会社役員の森本次郎氏(45)、行政書士の坂本弘幸氏(62)、農業の清宮一義氏(61)、会社員の大島裕人氏(51)の元市議4人を破り、初当選した。小池正孝前市長の体調不良による辞職に伴う同市長選は、前例のない大混戦を展開。際立った争点のない中、市民は「小池市政の継承」を強調した上で、「子育て日本一の街」を訴えた佐渡氏を市政かじ取り役に選んだ。

 同日午後11時ごろ、同市鹿渡の事務所で「当確」の報を受けた佐渡氏は、支持者を前に「四街道の歴史はまた一歩前進した。市民生活第一主義の考えの下、市民参加の中で(公約を)実践していく」と力強く抱負を述べた。

 佐渡氏は県議1期途中で、「市民目線で、ぬくもりのある」小池市政の継承を強調し、市長選初挑戦。「子育て日本一の街」「財政基盤の確立」などを訴えた。選挙戦では後援会や前回小池氏を支えた市民団体、市議らとともに支持を呼び掛ける「草の根選挙」を展開。県議経験者の ・・・

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