【うずしお高校浄瑠璃部】(196) ドリアン助川・作 茂苅恵・画

 ◆第五章 鮎屋の滝(三十四)

 さつきは、圭介の父親が収監されている理由を聞こうとはしなかった。圭介も、それについては語らなかった。

「上流のダムまで行こうか」

  ・・・

【残り 790文字、写真 1 枚】



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