御嶽海が優勝、大関昇進確実に 3度目の賜杯、初場所

大相撲初場所で優勝し、八角理事長(右)から賜杯を受け取る関脇御嶽海=23日、東京・両国国技館

 大相撲初場所千秋楽は23日、東京都墨田区の両国国技館で行われ、東関脇御嶽海(29)=本名大道久司、長野県出身、出羽海部屋=が13勝2敗で13場所ぶり3度目の優勝を果たし、大関昇進を確実にした。

 御嶽海は単独首位で臨んだ結びの一番で横綱照ノ富士を寄り切りで撃破。大関昇進の目安とされる直前3場所の合計33勝にも到達した。26日の春場所番付編成会議と日本相撲協会理事会で正式に「大関御嶽海」が誕生する。

 今場所は全国的に新型コロナウイルス感染が再拡大する中、定員の約半分に当たる1日5千人を上限に観客を入れて実施された。


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