

佐倉署は、行方不明になった高齢男性の早期発見に貢献したとして、八千代市の外山香代子さん(56)が訓練する嘱託警察犬の「すあま」(ゴールデンレトリバー、雌5歳)に署長感謝状を贈った。すあまは、ご褒美に同署からドッグフード7.5キロ分もプレゼントされ、ご満悦の様子だった。
外山さんとすあまは昨年11月12日夜、佐倉市内で行方不明になった80代男性の捜索を依頼され、男性の靴下のにおいを頼りに追跡。近くの神社で周囲を何度も回るなど強い反応を示したため、外山さんがすあまに着いていくと、歩いている男性を発見した。
外山さんによると、すあまは飼い犬として飼い始めた当初、引っ張り癖を直すために通っていたドッグトレーナーから「めげない性格が向いている」と素質を見いだされ、トレーナーと訓練を開始。1歳で嘱託警察犬に合格した。
その後、外山さんが訓練を引き継ぎ、現在も約100足分の靴下のにおいをかぎ分ける訓練などを重ね、競技会にも参加。外山さんは「私と組んで初めてのお手柄。すあまにもありがとうと伝えたい」と喜んだ。
このほか同署は、嘱託警察犬「元気」(ジャーマンシェパード、雄6歳)と車で出動途中に行方不明の20代男性を発見した佐倉市の半貫由季さん(59)も表彰。半貫さんは「少しでも早く見つけられるよう、これからも頑張りたい」と決意を新たにした。
堀和博署長は「高齢者不明事案も多発する中、早期発見につながり大変心強い」と感謝した。
(佐藤楓)





