【モスクワ、キーウ共同】ウクライナに侵攻するロシアが12日の正教の復活祭(イースター)に合わせて表明した一時停戦の期間が11日午後4時(日本時間午後10時)に始まった。ウクライナも停戦すると表明していたが、戦闘は続き、双方とも相手側が攻撃していると非難した。昨年4月の復活祭でロシアが一方的に発表した停戦と同様に不発となる見込み。
侵攻は5年目に入り、両国の不信感は根強い。和平を仲介していたトランプ米政権はイランとの戦闘終結に向けた協議に忙殺されており、米、ロシア、ウクライナ3カ国の高官による協議も再開のめどが立っていない。
ロシアのプーチン大統領は32時間停戦すると発表していた。ウクライナ軍参謀本部によると、停戦期間開始から6時間で、ロシア軍の砲撃や無人機攻撃など「停戦違反」が469件あった。戦闘も発生したとしている。
一方、タス通信によると、ロシア西部クルスク州のヒンシュテイン知事は11日、停戦期間に同州のガソリンスタンドにウクライナ軍の無人機攻撃があり、子どもら3人が負傷したと述べた。