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陸自オスプレイ佐賀に配備 新駐屯地開設、南西シフト

2025/7/9 10:35 (2025/7/9 12:00更新)
 佐賀駐屯地に到着した陸上自衛隊の輸送機V22オスプレイ=9日午前、佐賀市 拡大する

佐賀駐屯地に到着した陸上自衛隊の輸送機V22オスプレイ=9日午前、佐賀市

 陸上自衛隊の輸送機V22オスプレイ1機が9日、経由地の高遊原分屯地(熊本県)から、同日開設した佐賀駐屯地(佐賀市)に到着した。陸自は8月中旬までに暫定配備先だった木更津駐屯地(千葉県)から全17機の移駐を完了させる予定。九州・沖縄の防衛力を強化する「南西シフト」の一環で、島しょ部への隊員輸送などを担う。

 オスプレイは開発段階からトラブルが多く、乗員が死亡する重大事故が相次いでいる。防衛省はこれまで「累次の機会に安全性を確認している」と説明しているが、懸念は根強い。

 陸自によると、駐屯地は佐賀空港に隣接し、空港の滑走路を使う。隊員数は約420人。駐屯地では9日、開設式が開かれる。

 オスプレイの主任務は離島防衛専門部隊「水陸機動団」(長崎県)の輸送で、今後連携訓練に取り組む。目達原駐屯地(佐賀県)のヘリコプター約50機も佐賀駐屯地に移す。

 2018年8月に佐賀県が配備を受け入れ、防衛省は23年6月に駐屯地建設を始めた。今年6月末に関連施設の整備が終わった。