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北朝鮮「主体年号」を使用中止 金正恩氏、祖父の威光から脱却

2024/12/10 18:33 (2024/12/10 20:00更新)
 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞の今年10月12日(上)と翌13日の紙面。13日から独自の年号「主体113」がなくなり西暦のみが記されている(共同) 拡大する

北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞の今年10月12日(上)と翌13日の紙面。13日から独自の年号「主体113」がなくなり西暦のみが記されている(共同)

 【北京共同】北朝鮮で建国の父、故金日成主席が生まれた1912年を元年とする「主体年号」の使用を中止したことが10日、分かった。北朝鮮筋によると、来年の出版物は主体年号を使わない方針。金正恩朝鮮労働党総書記が2011年末に事実上の最高指導者に就いて以来、祖父である金日成氏の威光を権力掌握に活用してきたが、最近は祖父の影から脱却する動きを強めている。

 党機関紙、労働新聞は今年10月13日から西暦のみを記している。北朝鮮で8月に発行された金正恩氏の演説記録には主体年号を記載しているが、最近出版された来年の手帳や業務用の日誌には記されていないことを共同通信記者が確認した。