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中国、イランの怒り買う 島領有権巡り異例の抗議

2024/6/5 21:20 (2024/6/5 22:00更新)
 UAEのムハンマド大統領ら(右側)と会談する中国の習近平国家主席(左手前から6人目)=5月30日、北京の人民大会堂(共同) 拡大する

UAEのムハンマド大統領ら(右側)と会談する中国の習近平国家主席(左手前から6人目)=5月30日、北京の人民大会堂(共同)

 【北京、テヘラン共同】イランはアラブ首長国連邦(UAE)と領有権を争うペルシャ湾の三つの島を巡り、中国がUAEの「根拠なき主張」を支持したとして抗議した。米国の制裁を受け中国と関係を深めるイランとしては異例の対応。中国は国際的な影響力拡大を狙い中東外交に力を入れてきたが、良好な関係にあるイランの怒りを買い、手痛い失点となった。

 イランが問題視したのは5月30日付の中国とUAEの共同声明。UAEが領有権を主張しイランが実効支配するホルムズ海峡に近い大トンブ、小トンブ、アブムサの3島について「中国は2国間交渉を通じて平和的解決を目指すUAEの努力を支持する」と明記した。