グーグル報道対価支払いへ カナダ法対応、108億円

米グーグルのロゴ=9月(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】カナダ政府は29日、使用したニュースの対価を報道機関に支払うようIT企業に義務付ける法律に基づき、米グーグルがニュースの対価として年間1億カナダドル(約108億円)を支払うことで合意したと発表した。グーグルは法律に反発していたが施行前に和解し、カナダでのニュース配信を継続する。

 一方、米メタ(旧フェイスブック)は8月からフェイスブックとインスタグラムのニュース表示を打ち切っている。

 法律はカナダのメディアを保護する目的で制定され、大手IT企業がニュースを表示したり、リンクを張ったりした場合に対価支払いが義務付けられる。施行は12月19日の予定。

 サントンジュ民族遺産相は「カナダ全土の幅広いニュース事業者」が対象になると述べた。

 グーグルはリンクを張るだけで支払い対象となることが「インターネットを破壊する」と指摘していた。29日に「カナダ政府は主要な問題点に取り組むと約束してくれた」とコメントした。


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