産学連携でシロギス養殖 「海の女王」量産化目指す

福山大とクラハシが手がけた養殖シロギス「びんごの姫」

 白身魚シロギスの養殖技術を開発した福山大(広島県福山市)が、地元企業と連携し全国初となる量産化に取り組んでいる。見た目の美しさから「海の女王」とも呼ばれ、天然物が出回らない冬場の需要を見込む。今秋に初出荷を迎え、学生らは「技術を高め、安価でおいしい魚を育てたい」と研究にいそしんでいる。

 シロギスはキス科の海水魚で、天ぷらの具材としても人気だ。瀬戸内海沿岸など全国に生息するが、温暖化や乱獲の影響で漁獲量が減り、近年は価格が高騰している。安定供給や資源回復が課題となっている。

 福山大生命工学部海洋生物科学科は、2015年からシロギスの研究を始めた。


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