日中、原発処理水問題解決せず 放出3カ月、水産物の禁輸継続

会談する岸田首相(左端)と中国の習近平国家主席(右端)=16日、米サンフランシスコ(新華社=共同)

 【北京共同】東京電力福島第1原発処理水の海洋放出開始から24日で3カ月。今月16日開催された岸田文雄首相と習近平国家主席の日中首脳会談では処理水を巡り、対話を通じて問題解決の方法を見いだす方針で一致したものの、双方の主張の隔たりは大きく、解決策は見いだせていない。中国が継続する日本水産物の輸入停止措置の影響は広がっている。

 「核汚染水の排出は人類の健康や地球規模の海洋環境に影響する」。中国外務省の毛寧副報道局長は23日の記者会見で、処理水の放出を改めて批判した。

 首脳会談では岸田氏が、輸入規制の即時撤廃を要求した。習氏は「日本は責任を持って建設的態度で適切に対処すべきだ」と訴えた。


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