【ソウル共同】韓国外務省は15日、1990〜91年の外交文書を公開した。故盧泰愚大統領が90年5月に訪日した際、天皇陛下(現上皇さま)に訪韓を招請したが、韓国側は実現に慎重な姿勢だったことが明らかになった。韓国外務省は植民地支配に絡み、陛下からおわびの表明があっても「儀礼的な招請」にとどめるとの方針を事前にまとめていた。
日本側は陛下が皇太子だった80年代から訪韓を韓国に打診していた。これに対し、韓国外務省が盧氏訪日の直前に大統領府に準備状況を報告した文書は、歴史に関する陛下の「明確な謝罪発言」があった場合に限り訪韓を招請するとの方針を明記した。