“森田節”炸裂 アクア値下げ「命懸け」 【県議会ちば】

手振りを交え、アクアライン800円化の運動を共にしてきた高橋浩県議への質問に答える森田千葉県知事=9日、県議会本会議場
手振りを交え、アクアライン800円化の運動を共にしてきた高橋浩県議への質問に答える森田千葉県知事=9日、県議会本会議場

 「アクアライン800円化は命を懸けてやった」-。今期限りでの退任を表明した森田健作千葉県知事が、9日に開かれた12月定例県議会の一般質問で手振りを交えて熱く語る“森田節”を珍しく披露した。「1丁目1番地」と掲げたアクアライン800円化の実現に向けて行動してきた高橋浩議員(木更津市選出)の質問に、「共に井戸を掘った友人を忘れはしない」と持ち上げると、思わず力が入った模様。

 森田知事は就任前、同市議だった高橋県議と「アクアライン800円化」を掲げ共闘。高橋県議は「実現できなければ『うそ800円』と言われた」と実現が見通せなかった時期を振り返り、800円の恒久化への考えを聞いた。

 普段は答弁書を読み上げるスタンスの森田知事だが「ちょっと自分の言葉で申し上げます」と前置きすると、徐々にヒートアップ。

 「私は異業種から(政界に)来た。役者から来た。(知事になって)何としても『俺でもできる』との思いで、実現できなければ1期でやめようと命を懸けてやった」と力説。

 肝心の「800円恒久化」への質問には答えず、首相官邸に乗り込んで当時の麻生太郎首相に「値下げできなければアクアラインをぶっ壊してください」と詰め寄ったエピソードも持ち出し、勝ち取った成果への思いをぶつけた。

 語り尽くすと「高橋県議、ありがとね」と声を掛けて降壇。珍しい森田節に議場の県議はざわついた。


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