災害廃棄物39・4万トンに 台風被害拡大で千葉県再推計

 9月の台風15号と10月の台風19号で被災した県内住宅から出る災害廃棄物を28万トンと推計していた千葉県は、被害の追加判明分や10月25日の記録的豪雨分も加え、今秋の一連の災害による廃棄物量を39万4千トンと改めて推計した。26日に発表した。処理主体の市町村に具体的な方針を示して県による管理・支援も定めた「処理実行計画」の一部に遅れが生じるが、一連の処理完了の目標は「2021年3月末」を維持する。

 県によると、最新の推計量は、台風15号分が9万5千トン増えて37万トン、台風19号が5千トン増えて1万トン、記録的豪雨分が9千トン。国が災害廃棄物として扱う見込みとなった農業用ハウスのビニールなどが5千トン。

 合計39万4千トンは、11年の東日本大震災時の県内分(14万トン)の約2・8倍に上るが、各市町村での仮置き場からの搬出や処理状況を、県が小まめに把握することで、遅れが生じない態勢を取るという。


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