火災4件相次ぎ1人死亡 千葉県内多発 警報器設置率は全国平均下回る

写真はイメージ
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 千葉県内で6日朝から昼にかけ、住宅火災が4件相次いだ。四街道市内で1人が死亡、銚子市内で1人が搬送された。ストーブが火元とみられる火事もあった。県内は11月下旬から連日のように火災が発生しており、同月24日からだけで計7人が死亡。県などは火の取り扱いに注意するよう呼び掛けるとともに、県内の設置率が77・6%で全国平均を下回っている住宅用火災警報器の導入を促している。

 6日午前6時25分ごろ、四街道市大日の住宅から出火、木造2階建てが全焼し、焼け跡から性別不明の1人の遺体が見つかった。四街道署は遺体の身元や出火原因を調べている。

 同署によると、「白煙が出ている」と近隣住民が119番通報した。現場はJR四街道駅から北に約2キロの住宅街。

 同日午後0時30分ごろには袖ケ浦市飯富の住宅から出火、2階建てを焼いた。けが人はいなかった。木更津署が出火原因や焼失面積を調べている。

 同署によると、この住宅は70代男性と80代の妻の2人暮らしで、外出中で無事だった。目撃者が「建物から煙が出ている」と119番通報した。

 同1時35分ごろには館山市布良の店舗兼住宅から出火、木造2階建てを全焼した。けが人はいなかった。館山署が出火原因などを調べている。

 同署によると、住宅に住む女性が119番通報した。女性は「1階のストーブから火が出た」と話しているという。

 同1時45分ごろ、銚子市常世田町の住宅から出火、木造平屋建てがほぼ全焼した。この家にいた60代の男性1人が病院に搬送されたが、命に別条はないという。銚子署で出火原因を調べている。同署によると、近隣住民が119番通報した。

◆予防運動も発生続く

 県内では11月下旬からほぼ連日火災が発生。12月2日には市川市と流山市で2件相次ぎ、2人が死傷した。県は11月9~15日の全国火災予防運動期間中に各種メディアを通じて火の用心を呼び掛けていた。相次ぐ火災に県消防課の担当者は「今後も県の防災ツイッターなどで広報したい」と説明。住宅用火災警報器の設置などを改めて呼び掛けた。

 同課などによると、2004年に設置が義務化された同警報器の県内設置率は77・6%。全国平均の83・1%を下回り、都道府県別では11番目に低い(今年6月1日現在)。既存の古い住宅で設置が進んでいないという。


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