【速報】3回目ワクチン接種、千葉大病院で始まる 県内初、医療従事者ら12人 接種前後の抗体変化も調査

3回目のワクチン接種を受ける横手幸太郎院長(左)=1日、千葉市中央区の千葉大病院
3回目のワクチン接種を受ける横手幸太郎院長(左)=1日、千葉市中央区の千葉大病院

 千葉大病院(千葉市中央区)で1日、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を県内で初めて実施した。2回目完了から8カ月経過した医療従事者12人が接種。同大は、3回目接種前後の抗体価も調査する考えで、接種前には血液検査も行った。ワクチンの3回目接種がどのくらい免疫力に影響があるか分析につなげる。

 新型コロナワクチンは、時間の経過とともに感染予防効果が低下し、特に高齢者では重症化予防効果も下げることが明らかになっているため、政府は3回目接種が必要と判断。全国で今月から接種が始まった。

 同日はワクチンの有効性を研究する同大の「コロナワクチンセンター」で実施。横手幸太郎院長や感染症対策にあたる医師ら、同病院で3月下旬までに2回目接種を完了した12人がファイザー社製のワクチンの接種を受けた。他の職員も20日から順次接種を行い、来年2月までに計約4500人の職員へ接種する計画を立てている。

 併せて、同大は希望する職員を対象に接種前の血液検査も実施。接種3週間後にも改めて血液検査を実施する予定で、3回目接種前後で血液内の抗体価を調べることにより免疫にどの程度影響があるのか分析する。

 横手院長は接種後「12月中に接種を始められてうれしい。安心して診療ができる」と話し「副反応を気にして3回目接種を敬遠する人もいると思うが、感染者が減ってきているのは高いワクチン接種率と感染対策によるもの。自身だけでなく社会のためにも、ぜひ積極的に3回目も接種してほしい」と呼び掛けた。

 同市では、来年1月から市民への3回目接種を開始する予定で、市は優先接種から8カ月経過した高齢者ら約1万5千人を対象に今月後半から接種券を発送する。


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