通知なく機材持ち込みの太陽光発電事業へ抗議 鴨川市

 鴨川市池田の山林に計画中の大規模太陽光発電事業を巡り、鴨川市は、事業者の「AS鴨川ソーラーパワー合同会社」が市へ事前通知せずに機材搬送用のモノレールやボーリング調査機材などを設置していたと明らかにした。市は「協定書に違反する行為」として、事業者に対し抗議。機材はすでに撤去されているという。

 市によると、先月17日に市民から事業用地内でわだち防止用の敷板とボーリング調査の工事看板が設置されていると通報があった。市職員らが現地調査したところ、敷板に加え、機材搬送用のモノレールやボーリング調査機材が持ち込まれていることが判明。市は2019年3月に事業者と結んだ協定書に違反する行為と判断し、文書や対面で事業者に抗議した。

 同事業は19年4月に県から林地開発許可が出されたものの、着工には至っておらず、事業者は今年4月30日付で林地開発の休止届を提出していた。市の聞き取りに対し、事業者は「一部調査をしたかった」と説明しているという。


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