全228件の被害裏付け 太陽光発電所の銅線窃盗 関東5県 総額約1億4500万円

千葉県警
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 千葉県警は14日、太陽光発電所の銅線窃盗事件で有罪判決が確定した62~72歳の男3人について、他に関与が疑われていた同様の事件226件を窃盗容疑で追送検し、全228件(被害総額約1億4500万円)の捜査を終結したと発表した。犯行エリアは千葉県を含む関東5県にまたがり、太陽光発電所の銅線窃盗では近年例のない規模の被害という。

 県警捜査3課によると、追送検されたのは茨城県常総市の解体作業員(72)といずれも同県下妻市の建設作業員(68)、建築作業員(62)。3人は知人・友人の関係で、実刑判決を受けた解体作業員が中心的な役割を果たしていた。

 2017年11月ごろから他県で盗みを繰り返し、現場周辺で防犯カメラの設置が進んだことから犯行エリアを千葉県に移したとされる。県内では香取市を中心に被害が相次いでおり、同課と香取署、匝瑳署が合同で捜査。昨年8月に3人を逮捕していた。

 3人はいずれも容疑を認め「人目に付かず、容易であることから犯行に及んだ」などと供述。盗んだ銅線は買い取り業者に売り、生活費や遊興費に充てていた。


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