感染再拡大の兆し まん延防止、成田市追加 千葉県内7日間平均120人超え

 千葉県の新型コロナウイルス「まん延防止等重点措置」は2日、新たに成田市が対象区域に加わり、計12市で重点措置が継続される。県内の新規感染状況は増加傾向だ。直近7日間を平均した1日当たりの感染者数は、重点措置の延長が決まった6月17日は101・4人だったが、7月1日時点で121・4人。半月で2割ほど上昇し、再拡大の兆しを見せている。

 まん延防止等重点措置の対象区域は、松戸・船橋・千葉・市原・木更津・富津など東葛南部地域―君津地域にわたる11市に、印旛地域の感染拡大を受けて新たに成田市が追加された。

 県によると、市町村別1週間の人口10万人あたりの新規感染者は1日時点で(1)成田市=45・76人(2)富津市=28・34人(3)市原市=18・64人(4)君津市=18・43人(5)木更津市=18・36人―など、新たに重点措置の対象区域に加わった自治体が上位を占める。

 県全体も増加傾向。直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者は4月中旬から5月末にかけて100人以上が続き、6月上旬に100人を割るペースに改善した。同月6~16日は90人台で推移したが、17日からは再び100人台に突入。7月1日時点では121・4人に増えた。

 県担当課は「成田市は依然として警戒が必要で、市原市と君津地域は感染者が下げ止まっている状況。県全体でも少しずつ増えているので警戒が必要。東京都の感染者が増加しているので都の状況も注視する必要がある」と引き続き警戒を強める姿勢を示した。

 6月30日に開かれた対策本部会議後、熊谷俊人知事は7月11日までの重点措置期限について、延長不可避との考えを表明した。


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