ワクチンキャンセル分 保育園職員らに接種 銚子市、廃棄防止へ方針

新型コロナワクチンの接種を受ける市民(銚子市提供)
新型コロナワクチンの接種を受ける市民(銚子市提供)

 新型コロナウイルスのワクチン集団接種で、予約に事前キャンセルが出た際のワクチン廃棄を防止するため、銚子市は、市内保育園など対象施設に勤務する人を「キャンセル待機者」に登録して接種する方針を決めた。対象にする施設内での集団感染防止も図る。

 前日正午までにキャンセル申し出があった場合、可能な限り一般からの予約を入れるが、調整できない場合に事前登録した「待機者」に接種する。施設内での集団感染を防止する観点から、民間保育園、認定こども園、市立保育所(指定管理含む)、地域包括支援センターの従事者のうち希望する市民を、市担当課を通して今後登録する。対象施設は追加を検討する。

 また、前日午後以降の当日キャンセル発生時の対応として、市立保育所や市役所の窓口担当などの市職員を登録。キャンセル把握からの時間が短いため、廃棄防止を最優先する。

 市は9日から一般高齢者の集団接種をスタート。9日は2人、10日は4人の医療従事者がキャンセルの代わりに接種を受けたという。市健康づくり課は「予期せぬキャンセルが生じた時ワクチンを無駄にしないようにしたい」と説明した。


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