ワクチン予約が一時停止し苦情殺到 電話回線を増設 アクセス急増、システム障害 市原市の高齢者接種

ワクチン接種の予約受け付けに追われる、新型コロナワクチンコールセンター=7日、市原市
ワクチン接種の予約受け付けに追われる、新型コロナワクチンコールセンター=7日、市原市

 新型コロナワクチンの高齢者接種で、市原市が6日の予約の受け付けを一時停止していたことが7日、市への取材で分かった。予約システムの障害が原因とみられ、市に苦情などが殺到した。コールセンターも電話がつながりにくい状態が続いており、市は同日、電話回線を15回線から20回線に増やした。

 同市の高齢者優先接種の対象者は約8万5500人。現在、約5千人分の予約をコールセンターで受け付けている。市新型コロナウイルスワクチン対策室によると、受け付けがストップしたのは6日午前9時~正午。同センターが予約に使っているシステムのサーバーに障害が発生したためで、インターネット受け付けも行っている他の自治体から同システムへのアクセスが急増したことにより動作速度が低下したらしい。

 市は同センターの運営を民間に委託。初日の4月28日は892人、同30日は1152人が予約を行い、システム障害があった6日も530人が予約した。同対策室は「(市民に)迷惑をかけ申し訳ない。6月以降にネット予約をスタートする予定で、支障が出ないよう委託先に改善を強く求めた」と話した。

 一方、同センターの電話がつながらないなど、予約関連の苦情や問い合わせが市に相次いでいる。28日554件、30日400件で、5月6日は664件に達した。直接来庁する市民もおり、市は同センターの電話回線を増やした。


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