【速報】養父に無期懲役判決 富津保険金殺人 千葉地裁

宍倉拓也さんが転落させられたとみられる岸壁=富津市金谷
宍倉拓也さんが転落させられたとみられる岸壁=富津市金谷

 千葉県富津市の港で2019年1月、千葉市若葉区の内装工、宍倉拓也さん=当時(23)=を生命保険金目的で溺死させたとされる事件で、殺人の罪に問われた男3人のうち八街市砂、養父で内装会社社長、宍倉靖雄被告(50)の裁判員裁判判決公判が2日、千葉地裁で開かれ、小池健治裁判長は求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。

 靖雄被告は事件の首謀者とされるが、公判では殺害の実行役との共謀を否認し、無罪を主張。検察側は拓也さんとの養子縁組後、半年以内に起きた事件で「保険金を受け取ることができたのは被告のみ。(仲間と)共謀して殺害したことが強くうかがわれる」と指摘していた。

 事件を巡っては、実行役とされる住所不定、彫師、佐中佑輔被告(33)ら仲間2人も同罪で起訴され、住所不定の内装工の男(51)はすでに、ほう助犯にとどまるとして懲役10年の一審千葉地裁判決が確定している。

 起訴状によると、靖雄被告は佐中被告と共謀し、19年1月27日午前5時25分~6時5分ごろ、富津市金谷の浜金谷港の岸壁から拓也さんを海に落とし、溺れさせて殺害したとされる。


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