「全ての医療機関が役割果たすこと重要」 千葉大病院・横手病院長 千葉市の転院受入協力金

千葉大病院の横手院長
千葉大病院の横手院長
ICUで新型コロナウイルスの重症患者を治療する医師(左)ら=6日(千葉大病院提供)
ICUで新型コロナウイルスの重症患者を治療する医師(左)ら=6日(千葉大病院提供)

 千葉市が表明した「転院受入協力金」について、コロナ患者を受け入れている千葉大病院(千葉市中央区)の横手幸太郎病院長は21日、千葉日報社の取材にメールで「医療破たんを食い止めるには全ての医療機関が役割を果たし、医療資源を十二分に活用することが重要」とコメントした。

 横手病院長はこれまでにも病院間で新型コロナ患者の受け入れに温度差があると指摘。「治療できない病院には回復期の患者を収容してほしい」と提言していた。

 同病院では21日現在、集中治療室(ICU)に5人、一般病床に24人の患者が入院。3人がコロナ治療に関する国の退院基準を満たしているが、転院先が見つからずに同病院での入院の継続を余儀なくされている。

 横手病院長は、新型コロナから回復した患者が転院することで「より多くのコロナ患者を診ることができるようになる」と説明。「市の協力金で受け入れ病院が増えること期待する」とした。


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