【新型コロナ詳報】千葉県内、過去最多並ぶ150人が感染 松戸の高齢者施設でクラスター

 千葉県内で18日、10歳未満から90代以上の男女150人の新型コロナウイルス感染が判明した。一日に確認された感染者数としては10日に並び過去最多。少なくとも60人の感染経路が不明。松戸市の高齢者施設で新たなクラスター(感染者集団)が確認された。県健康福祉部は「東葛地域を中心にそれ以外の地域でも広がっている。依然として厳しい状況」と警戒感を示した。県内での累計感染者は8808人に増えた。

 県は87人の感染を発表した。40代~90代以上の男性4人が肺炎を発症。いずれも基礎疾患があった。

 松戸市下矢切の高齢者施設「かがやきデイサービス矢切」と、同じ建物内にあるサービス付き高齢者住宅「なごやかレジデンス矢切」では70代~90代以上の利用者と入居者の7人、50代女性職員の計8人の感染を確認。これまでの1人と合わせ感染者は計9人となり、県はクラスターが発生したと認定した。いずれも軽症か無症状。

 クラスターが発生した富里市中沢の食品工場「並木海苔」では、新たに20代の従業員2人の感染が分かり、同工場での感染者は計8人になった。

 船橋市は33人の感染を発表。市内の90代男性が酸素投与を受けており、症状がやや重い。

 同市内で発生しているクラスターのうち、介護老人保健施設「なつみの郷」で80代の入所者3人の感染が分かり、感染者は計27人となった。市立船橋高校=臨時休校中=は生徒2人の感染が新たに判明、感染者が103人(生徒90人、教員13人)に増えた。同校で症状の重い人はいない。

 市立医療センターでは20代職員1人の感染が判明。同センターによると看護師で、同僚1人の感染を受けて検査したが、濃厚接触はないという。

 千葉市は、市内居住の17人の感染を発表した。市内の同じ専門学校に通う10代~20代の男女5人の感染が判明。これまでに同校に通う男女6人の感染も分かっているが、市保健所は5人以上に共通点がないためクラスターにはならないとしている。

 柏市は、市立名戸ケ谷小の男子と女子児童を含む13人の感染を発表した。同小では既に同じ学年の児童2人の感染が判明しており、濃厚接触者のPCR検査で新たな感染が分かった。同小の感染者は計4人になった。

 18日に県内で感染が確認された人の居住地は▽船橋市32人▽松戸市19人▽千葉市18人▽市川市、柏市が各12人▽習志野市、流山市が各10人▽市原市6人▽八千代市5人▽鎌ケ谷市4人▽浦安市、佐倉市、成田市が各3人▽野田市、君津市、栄町が各2人▽我孫子市、四街道市、東金市、酒々井町が各1人▽県外3人だった。 


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