死者12人、住宅被害4800棟 千葉県最新集計【房総豪雨】

 発生から1年となる昨年10月25日の房総記録的豪雨の被害は、千葉県の最新集計によると、死者が6市町で計12人(土砂崩れで4人、水害で7人、災害関連死1人)に上る。土砂崩れによる住宅全壊が8市町で34棟、半壊・一部損壊(浸水被害を含む)と床上・床下浸水は40市町村で計4796棟に及んだ。店舗など住宅以外の建物損壊も260棟。

 死者12人は40代~90代で、うち60代以上が8人を占め、災害時の高齢者の安全確保が改めて課題に。土砂崩れによる住宅倒壊や死者が相次いだのに対し、同豪雨前の千葉県内で、早期避難の目安となる土砂災害警戒区域の指定率(地図で抽出した危険箇所に対する指定状況)は全国最低の36%。これを受け、県は来年5月末までに指定率を100%にする目標を打ち出しており、今年9月末現在の指定率は54%となっている。

 河川氾濫や道路冠水で車ごと巻き込まれて犠牲になった人も少なくとも4人。


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