2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数

成田不明女児の母を脅迫 静岡の男に有罪判決 千葉地裁「根拠のない情報妄信」

判決後、報道陣の取材に応じるとも子さん=19日午後、千葉市中央区
判決後、報道陣の取材に応じるとも子さん=19日午後、千葉市中央区

 山梨県のキャンプ場で昨年9月に行方不明になった小倉美咲さん(8)の母、とも子さん(37)をSNSを使って脅したとして、脅迫の罪に問われた静岡県函南町、才津勝二被告(31)の判決公判が19日、千葉地裁で開かれた。金子大作裁判官は懲役6月、執行猶予3年(求刑懲役6月)の判決を言い渡した。

 判決理由で金子裁判官は「根拠のない情報に接し、身勝手な憤りを募らせた」と指摘。「犯行は陰湿で、被害者が心労を重ねてつらい状況にあると分かりながら犯行に及んだ刑事責任は軽視できない」と非難した。一方、前科がなく事実を認めていることなどから、猶予判決とした。

 弁護側は逮捕後に被告自身も誹謗(ひぼう)中傷されるようになり、真摯(しんし)に反省し被害者に謝罪しているとして、情状酌量を求めていた。

 判決によると、昨年10月22日~今年2月24日、とも子さんのフェイスブックのアカウントに「お前が犯人だろ」「早く自首しろ」「殺すぞ」などと、11回にわたってスマートフォンでメッセージを送信し脅迫した。

 公判を傍聴したとも子さんは閉廷後、報道陣の取材に応じ「被告が罪を認め、有罪判決が出てよかった。誹謗中傷の内容がエスカレートし恐怖で夜も眠れないこともあったが、少しずつ安心できる」と説明した。SNSの利用については「今後も娘の情報提供を呼び掛けるために活用していく。美咲が戻ってくるまではやめられない」と話した。


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