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新型コロナウイルス情報

インフルワクチン接種開始 コロナと同時流行懸念、対応追われる県内病院

インフルエンザの予防接種開始を知らせる貼り紙=千葉市中央区の斎藤労災病院
インフルエンザの予防接種開始を知らせる貼り紙=千葉市中央区の斎藤労災病院

 新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行が冬場に懸念される中、インフルワクチンの高齢者らへの優先接種が1日に始まった。例年よりも多くのワクチンを用意した千葉県内の病院では、接種希望者からの問い合わせが相次ぎ対応に追われていた。

 インフルワクチンを巡っては、国が65歳以上や60~64歳で心臓や呼吸器などの機能に障害のある人が優先して接種できるように協力を求めている。

 千葉市中央区の「斎藤労災病院」では1日、同院をかかりつけ医とする高齢者を中心にワクチン接種を始めた。同院によると、接種に関する問い合わせは例年より多く、9月後半から増加。1日はニュースなどで接種開始を知った人から連絡が入り「朝から電話が鳴りっぱなしでした」(同院事務局)。

 斎藤順之院長(50)によると、同院は例年千人以上にワクチンを接種しているが、今年は昨年の2倍ほどのワクチンを準備した。高齢者や基礎疾患のある人などに優先的に接種し、感染予防が必要となる病院職員らに順次進める方針。

 一方で、発熱や風邪のような症状がある患者が来院する際には、事前の連絡などを呼び掛けている。来院者の増加が見込まれる冬に向けて、別スペースでの外来対応や患者の車内待機といった現状のコロナ感染防止策に加え、新たな対応策も検討している。

 感染症対策として、斎藤院長はマスク着用や手洗い徹底などを改めて求め「コロナがすぐ収束するといえない状況。いつも近くにウイルスがあると意識してもらいたい」と説明した。

 千葉市内の男性(73)は「今は混んでいるだろうから落ち着いたら接種したい。受けておいた方が安心」と冷静に語った。別の病院で4歳と1歳の子どもの接種を済ませた同市の女性(37)は「子どものインフル重症化が怖い。今年はワクチンがなくなってしまうかもと思い、早めに予約して受けました」と話した。


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