患者受入病院に協力金 千葉県、病床確保にも支給 1人50万円 【新型コロナ】

 千葉県は14日、4月1日以降に新型コロナウイルスの入院患者を受け入れた千葉県内病院に患者1人当たり50万円の協力金を支給すると発表した。受け入れに伴って経費負担が増したり、通常の医療収入が減る事態に対応する。約450人を受け入れた約50の病院が現時点で対象。新規の受け入れにも支給する。財源には国からの交付金を充てる方針だ。

 患者を受け入れた病院から千葉県に対し、人員の確保や院内感染防止の対策が負担になるという声が上がっていた。また、感染の第2波に備えて同ウイルス患者用の空き病床を確保した病院にも国の交付金を財源とした支援金を支給する。

 空きを確保した1床につき、集中治療室の病床が1日当たり9万7千円、それ以外の病床は1万6千円を支給。院内感染防止のため定員が4人の病室を1人で使用するなど、一般患者の受け入れが減って減収となる分を補償する狙いがある。

 千葉県が現在確保しているのは約450床で、当面の目標850床にも達していない。最近は感染者が減少し切迫した状況ではないが、第2波を想定して備えるため1700床を最終目標に引き続き病床確保を進める。


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