14日から千葉県休業要請 「すぐ対応難しい」 補償巡り困惑の声も 【新型コロナ】

 新型コロナウイルスの感染拡大防止へ、県が遊興施設などへの休業要請を表明した。対象となる施設の経営者からは「補償はどうなるのか」「すぐに対応するのは難しい」と困惑の声が上がっている。

 佐倉市でライブハウスを経営している白幡延幸さん(42)は「休業要請に伴う補償の話が明確ではないので、どうなっていくのか注視したい」と話した。

 ネットカフェ事業などを展開する「快活フロンティア」(横浜市)は、県内の29店舗などで通常営業している。担当者は「県の休業要請は認知しているが、近隣県との兼ね合いもあり、すぐに対応するのは難しい」と頭を抱える。

 休業要請の対象外だが、感染防止策を求められる飲食店でも、既に店内での料理提供を取りやめたり、営業時間を短縮する動きも広がっている。

 「店から感染者を出すわけにはいかない。営業していてもメリットがないと判断した」というのは佐倉市の和食店「風流」の亀井伸也さん(43)。店内での飲食を中止し、持ち帰り商品販売などの対応を取っており「このままでは店がつぶれてしまう。何とかしないとの思いで、昼と夜のテークアウトを始めた」と説明した。

 船橋市でピザ店を経営する吉田雅昭さん(58)も「営業時間を短縮しているが夜の来客はほとんどなく、持ち帰りへの対応にシフトしている」。日曜の営業を休止し、平日もランチは通常営業だが、夜は通常より2時間早い午後8時で閉店。来店客減少を受け、店周辺に限定した宅配も開始し、ランチ前に配達を終えるよう営業形態を変えながら対応している。


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