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新型コロナウイルス情報

2週間ぶり図書館再開 予防対策の千葉市公共施設 換気消毒、椅子減らし間隔 休校中の居場所に 【新型コロナ】

利用者の間隔を空けるため椅子の数を減らして再開した千葉市中央図書館=17日、同市中央区
利用者の間隔を空けるため椅子の数を減らして再開した千葉市中央図書館=17日、同市中央区
防止策施し図書館再開
防止策施し図書館再開

 新型コロナウイルス感染防止のため休館していた千葉市の公共施設が17日、一部で利用を再開した。室内の換気や消毒、利用者同士の間隔を空けるなど予防対策が可能な施設を対象に開館した。2週間ぶりに再開した図書館では、学校が休校中の親子連れらが読書を楽しんだ。

 市によると、17日から利用を再開したのは図書館、武道館の弓道場、コミュニティセンターの体育館など。公民館は椎名公民館を除き20日から開館する。

 中央図書館(同市中央区)は、定期的に窓を開けて館内を換気し、利用者が近づきすぎないように椅子の数を通常の半分にして再開。感染リスクを考慮し、自習室や映像視聴コーナーなど一部は利用を休止した。

 親子2人で訪れた同区の坂元菜々美さん(40)は「開けてくれてありがたい。対策をしているので問題ないと思う」。小学2年生の長男、湊真君(8)は「読みたい本が読めるのでうれしい」と読書に夢中になっていた。

 同館によると、休館中は子育て世代から「子どもの居場所がほしいので開けて」、シニア世代からは「いつも新聞を読みに行っているので開館して」といった要望があった。

 同市立図書館では、休館中も予約本の貸し出しや返却は可能で、休校中の子どものため1回の最大利用数10冊をまとめて借りる親の姿も目立ったという。

 市は3~16日の予定でスポーツ施設や生涯学習施設を休館。国の専門家会議が示した、集団感染のリスクを下げる3つの原則(換気の励行、人の密度を下げる、近距離での会話や発声を避ける)を実施できる施設を対象に利用を再開した。この他の施設については休館を当面の間、延長する。

 熊谷俊人市長は「新型コロナへの対応は長期にわたり、社会にさまざまなデメリットが出てくる。施設の状況を一つ一つ確認し、感染予防と市民生活を苦心しながら両立させ、乗り切るしかない」としていた。


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