自転車でも3人摘発 ルール不徹底浮き彫りに 飲酒運転取り締まり強化月間

「イブニング・クロス作戦」の出動式を終え、主要幹線道路の警戒に向かう白バイ隊=15日午後、千葉市中央区の県庁前
「イブニング・クロス作戦」の出動式を終え、主要幹線道路の警戒に向かう白バイ隊=15日午後、千葉市中央区の県庁前

 千葉県警が9~10月に行った飲酒運転の取り締まり強化月間で、酒を飲んで自転車を運転したとして、3人が道交法違反(酒酔い運転)容疑で赤切符を切られていたことが19日、県警交通指導課のまとめで分かった。飲み会で車の代わりに使ってしまう人がいるのが実態だが、自転車の飲酒運転は法令違反。交通ルールが徹底されていない現状が改めて浮き彫りとなった。一方ではドライバーの意識の低さも露呈。忘年会シーズンを前に、県警は「飲酒運転は身を滅ぼす。絶対しないで」と強く訴えている。

 県警交通指導課によると、毎年実施の強化月間は今年、9月15日~10月14日で行われ、延べ約1万人の警察官を投入。幹線道路での飲酒検問や、繁華街のコインパーキングから発進した飲酒運転の疑いがある車を追跡するなどした。

 その結果、道交法の「酒気帯び」と「酒酔い」運転の疑いで18~78歳の男女402人が摘発され、このうち3人が自転車の利用者だった。

 自転車による酒酔い運転での摘発は、2009年に2件あるが、昨年はゼロ。今年は、自転車の交通ルール違反が問題となっていることから、取り締まりを特に強めていた。

 自転車の酒酔い運転の罰則は5年以下の懲役か100万円以下の罰金で、自動車並みだ。

 摘発件数は年々減少している自動車の飲酒運転。だが、飲酒に関連した死亡事故は今年11件(11月17日時点)起きており、昨年同期と同数だ。


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