「虐待繰り返したと思う」 長男傷害容疑の千葉県職員供述

送検される石谷容疑者。詰め掛けた報道陣に一礼し、車両に乗り込んだ=7日午前9時ごろ、千葉北署
送検される石谷容疑者。詰め掛けた報道陣に一礼し、車両に乗り込んだ=7日午前9時ごろ、千葉北署

 生後4カ月の長男を殴ってけがを負わせたとして、千葉県総務部政策法務課主事、石谷健二容疑者(23)=千葉市稲毛区作草部2=が傷害容疑で逮捕された事件で、石谷容疑者が「今回、発覚していなければ虐待を繰り返していたと思う」と供述していることが7日、県警千葉北署への取材で分かった。同署は7日、傷害容疑で石谷容疑者を送検した。

 同署によると、長男には頭部や肋骨(ろっこつ)の骨折のほか、肝損傷や肺挫傷、皮下出血などのけがが、8カ所にあることも新たに分かった。負傷した時期は異なっているとみられ、同署は長男が日常的に暴行を受けていた可能性も視野に捜査を進めている。長男の命に別条はないという。

 石谷容疑者が「あやしても泣きやまない長男を床に寝かせた際、強く泣かれたのでいらいらして殴った」という趣旨の供述をしていることも判明した。

 送検容疑は11月下旬ごろ、自宅アパートで、生後4カ月の長男の左頬あたりを右拳で殴り、打撲のけがを負わせた疑い。

 一方、同居する30代の県職員の妻は、石谷容疑者が暴行に及んだ際は別室にいたとみられる。捜査関係者によると、妻は長男のけがについて病院を訪れた千葉市児童相談所の職員に「あざの理由は分からない。けがのしやすい血液の病気ではないかと思っていた」と話したという。

 事件は5日、長男が入院する病院から「体に多数の傷がある男児がいる」と千葉市児相に連絡があり、同児相が同署に通報して発覚した。


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