平和で災害ない時代に 千葉県民祝意、各地で記帳 【即位礼正殿の儀】

「即位の礼」を祝って記帳する市民=22日午前、佐倉市役所
「即位の礼」を祝って記帳する市民=22日午前、佐倉市役所

 天皇陛下の「即位礼正殿の儀」が行われた22日、県内では祝意を表すための記帳台が千葉市や佐倉市の市役所に設けられ、多くの県民が新時代の慶事を祝った。台風被害が相次いだ直後でもあり、「平和で災害のない時代に」との思いもこもった。

 千葉市は21~23日、市役所1階ロビーに記帳台を設置。市総務課によると、祝日となった22日は、雨が降りしきる午前中に約30人が訪れた。同市若葉区から家族で訪れた会社員の中島昌吾さん(37)は、長男の優賀君(4)を膝に乗せ「これからも私たちを見守っていてください」と祝意。妻の亜矢子さん(35)は「この子たちは新しい時代に生きていく。良い時代になれば」とわが子を見つめながら願った。

 同市花見川区の自営業、寺西宏行さん(51)は「災害が多く国際情勢も厳しい。平和で災害が少なく景気が良い時代になり、国民がみんな幸せになれば」と期待した。

 佐倉市は22日、市役所など市内4カ所に記帳台を設けた。同市の会社員、宮野和博さん(41)は「陛下は国民の心のよりどころ。少しでもお近づきになれたら」と話すと、妻の千恵子さん(40)は「普段から国民を思ってくれる陛下にお祝いの気持ちを届けたい」と祝福。甚大な被害をもたらした台風15、19号を踏まえ「W杯があったラグビーではないが、一つのチームとして国民みんなで乗り越えていけたら」と祈った。

 即位礼正殿の儀に合わせ、佐倉市役所に婚姻届を提出した同市の会社員、木村将典さん(33)と佳世子さん(36)は「明るく幸せな時代になってほしい。私たちも笑いの絶えない夫婦になりたい」と新時代の節目に永遠の愛を誓った。


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