自衛官が被災地で窃盗 容疑で懲戒免職 習志野空挺団

 東日本大震災で行方不明者の捜索活動中、津波被災地に落ちていた現金を盗んだとして、陸上自衛隊第1空挺(くうてい)団(習志野駐屯地、船橋市薬円台)は21日、男性陸曹長(45)を懲戒免職処分とした。同駐屯地内の第127地区警務隊は9月29日、窃盗の疑いで陸曹長を摘発、11月上旬に同容疑で千葉地検に書類送検する方針。

 同団によると、陸曹長の所属部隊は5月27日、福島県南相馬市原町地区で活動。同僚隊員が屋外で壊れた貯金箱とその周辺に散乱した500円玉64枚(計3万2千円)を発見し、プラスチック容器に入れて現場で一時保管していたところ、陸曹長が持ち去った。

 同駐屯地に帰隊後、同僚隊員の目撃情報から事件が発覚。陸曹長は「小遣い欲しさ。非常に申し訳ないことをした」と容疑を認めているという。同団は3月から7月中旬まで、福島県内で緊急避難誘導と行方不明者捜索の災害派遣活動を行っていた。


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